プラスチックごみを見直す。
地球を守る選択。

 最近、海でプラスチックゴミの問題が顕著になり、世界中で大きな話題になっています。これは地球環境にとって深刻な問題で、特に海洋プラスチック汚染は「21世紀で最も深刻な環境問題の一つ」とも言われています。

 世界中の海にあるゴミの中で最も多くの部分をプラスチックが占めています。一部の海域では「海に漂うゴミの99.9%がプラスチックである」という報告もあります。プラスチックは人工的な素材で、海に溜まり続けることで、環境や社会、経済に悪影響を及ぼしています。

 海のゴミは家庭にも影響があります。食事の際に小さなプラスチック片が食品に混入したり、ペットボトルの水や塩に微細なプラスチックが見つかったりすることが報告されています。このことから、私たちの体にもプラスチック汚染が影響している可能性があると言われています。ただし、汚染の影響がどのくらいのものなのか、まだ全体像がわかっていません。

 現在は、世界中でプラスチック問題に対処しようとする取り組みが急速に進展しています。国々や地方自治体の取り組みだけでなく、SDGs(国連の「持続可能な開発目標」)のひとつとして、また、次の競争優位性の戦場として、企業の取り組みも盛んになってきています。この問題は環境だけでなく、資源にも関わる問題です。欧州では「サーキュラー・エコノミー」と呼ばれるアプローチを推進し、プラスチックの再利用を進める政策も実施されています。

概 要

プラスチックごみのリサイクル

80℃~200℃の温度域で、プラスチックごみと触媒を所定の時間接触させると、プラスチックごみが炭素化します。

製造された炭素は、タイヤの原料やリチウム電池の電極などに再利用することができます。
つまり、今まで廃棄処分されていたプラスチックごみが、"新たな付加価値"を生み出す材料として、生まれ変わります。

当社は、C works Pro(プラスチックごみ炭化装置)の普及活動を通じて、環境保全と高度リサイクル社会の推進に、全力で取り組んでまいります。

ペットボトル等のプラスチックごみを触媒により分解・炭素化いたします

プラスチックごみを化学分解するための触媒とプラスチックごみを80度から200度の温度域で所定の時間、接触させることで、プラスチックごみが炭素化します。

⇒燃焼過程がないため、二酸化炭素も、ダイオキシンの発生を最小限にします。

プラスチックごみ炭化装置によりできた炭素は、タイヤの原料やリチウム電池の電極などに再利用することができるため、今まで廃棄処分されていてたペットボトル等のプラスチックごみが、新たな付加価値を生み出す材料として生まれ変わることができるのです。

有機汚泥に脱水促進剤を添加して乾燥させてバイオマス燃料を製造します。
*今までにない技術で、新しい環境システムを構築します。

■触媒による汚泥の炭素化

触媒の化学分解反応によって、有機汚泥を炭素化します。
化学分解によって、炭素(元素記号「C」)を取り出す為に、分解時にCO2は、ほぼ発生することがありません。
また、触媒による化学分解は、原子を繋ぐ鎖を切る為、純度の高い炭素を取り出すことが可能になり、炭素素材として各製品への活用が可能になります。

今までにない低温化学分解炭化

80℃~160℃の温度で、焼却することなく、有機汚泥を資源としてカーボンを生成し再資源化します。
カーボンは有価で引き取り、様々な用途へ再利用(リユース)いたします。

【 特 徴 】

Point① 「コスト」「スペースの有効活用」「安全・安定性」

質量が約20%になることにより、施設の省スペース化がはかれ、汚泥処理費の削減が行えます。(※汚泥の投入作業のみです。)


Point② 科学の力で処理します

生分解と違い化学分解ですので、処理時間が短縮します。
(※ニーズに合わせて提案いたします。)


Point③ 赤外線グラファイトヒータの採用で、環境配慮型の処理方法です

電気代の削減に成功し、火力を使わないため、CO2やダイオキシンは発生しません。
(※炭素固定化、低温処理です。)


Point④ 処理装置が小型です

連続処理方式で小型化を実現。省スペースで設置可能です。
(※置き場に合わせた設計も対応可)


Point⑤ 生成カーボンは有価物です

汚泥から出来上がったカーボンは、有価で引き取ります。
(※廃棄物では無くなります。)

[姉妹品] 畜糞の炭素化装置 PIYOTAN(ぴよたん)

鶏糞たい肥化の保管場所・異臭・温室効果ガスの問題解決として、触媒で化学反応炭素化します。
炭素製品素材になる為、リユース可能です。
製造された炭素は、全量買取いたします。